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本書の編集方針としては、インスリン治療の適応と醍醐味を今日のコンセンサスに基づき、実際の症例を提示しながらまとめることとした。また、インスリン治療とはもはや不可分の関係にある血糖自己測定や、厳格な血糖管理の際には回避しにくい低血糖のメカニズムとその対策としてのグルカゴン注射にも言及した。さらに、まもなくの上市が期待されている吸入インスリンやGLP-1関連注射製剤に関する2007年9月時点での最新情報も盛り込んでいる。
目次
1.インスリン注射とGLP-1製剤
2.インスリン製剤の進歩と応用
1.糖尿病の病態とインスリン治療
2.インスリン製剤の臨床薬理とその適応
3.インスリン注射デバイスの特徴と注意点
4.インスリン処方の実際(症例を中心に)
5.シックデイ・ケトアシドーシスの治療
6.インスリン注射と血糖自己測定(SMBG)
7.注射指導ポイント
8.吸入インスリン
3.GLP-1に期待するもの
1.リラグルチド
2.エキセナチド
4.グルカゴンと低血糖対策