トップページ/書籍/糖尿病/アディポネクチンとその受容体 -抗生活習慣病ホルモンの全貌
  • アディポネクチンとその受容体 -抗生活習慣病ホルモンの全貌

  • 定価10,340円(税込)
  • カテゴリー:

    糖尿病

    内分泌 / 代謝

  • 2008年05月発売

  • 編集
    門脇 孝(東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授)
    ページ数
    400ページ
    商品サイズ
    B5判
    ISBN番号
    ISBN978-4-86270-020-9
オンラインストアで購入する
お急ぎの注文はこちら

フジメディカル出版
購読係

TEL 06-6351-0899

電話注文受付時間:午前10時〜午後4時
(午後のご注文分は翌営業日の発送となります)

商品情報

抗肥満・抗メタボリックシンドロームの鍵分子として、診断バイオマーカー、治療薬への展開が待ち望まれている「アディポネクチン」と「アディポネクチン受容体」。その発見のドラマから、最新の研究成果、実験法までを網羅した、アディポネクチン研究のための初の完全テキスト本。生活習慣病の診断・治療のみならず、その予防医療から食品開発研究に携わるすべての関係者にお届けする待望の1冊。

目次

1. アディポネクチン?発見・構造・発現調節・シグナル伝達
1. アディポネクチンの発見
2. アディポネクチンの超分子構造
3. アディポネクチンの転写調節
4. アディポネクチンの遺伝子多型
5. アディポネクチンの多量体構造―その特性と調節
6. アディポネクチン濃度の規定因子
7. アディポネクチン濃度と性差・年齢差、性ホルモン
8. アディポネクチンと脂肪細胞(大型、小型)
9. アディポネクチンとアディポカインネットワーク
10. アディポネクチンのシグナル伝達 ―AMPキナーゼ
11. アディポネクチンのシグナル伝達 ―PPARα

2. アディポネクチンの多彩な作用とメカニズム
1. アディポネクチンとインスリン感受性 ―肝臓
2. アディポネクチンとインスリン感受性 ―骨格筋
3. アディポネクチンの中枢作用
4. アディポネクチンとインスリン分泌(膵β細胞機能)
5. アディポネクチンの脂質調節
6. アディポネクチンと血管内皮機能
7. アディポネクチンと血管新生
8. アディポネクチンの抗動脈硬化作用
9. アディポネクチンと炎症
10. アディポネクチンと免疫系
11. アディポネクチンによる骨代謝調節機構
12. アディポネクチンと細胞増殖・アポトーシス
13. アディポネクチンと寿命制御

3. アディポネクチン受容体の発見とメカニズム
1. アディポネクチン受容体の発見と同定 ―その構造と機能
2. アディポネクチン受容体シグナル
3. アディポネクチン受容体の転写調節機構と
    アディポネクチン抵抗性
4. アディポネクチン受容体の遺伝子多型
5. 糖尿病とアディポネクチン受容体

4. 疾患・病態とアディポネクチン
1. アディポネクチンの測定法
2. 多量体アディポネクチンの分別測定法
3. 肥満とアディポネクチン
4. 糖尿病とアディポネクチン
5. 高脂血症(脂質異常症)とアディポネクチン
6. 高血圧とアディポネクチン
7. メタボリックシンドロームとアディポネクチン
8. NASHとアディポネクチン
9. 動脈硬化とアディポネクチン
10. 脳血管障害とアディポネクチン
11. 虚血性心疾患とアディポネクチン
12. 心肥大とアディポネクチン
13. 慢性腎疾患(CKD)とアディポネクチン
14. 尿路結石症とアディポネクチン
15. 血栓症とアディポネクチン
16. 悪性腫瘍とアディポネクチン
17. インスリン受容体異常症とアディポネクチン

5. アディポネクチン・受容体をターゲットとした
    薬物治療・生活習慣介入
1. チアゾリジン薬
2. アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)
3. フィブラート
4. AdipoRアゴニスト
5. 抗酸化薬・抗炎症薬
6. 食事・運動など生活習慣介入

6. アディポネクチンに関する主要な疫学・臨床研究
1. Health Professionals Follow-up Studyの解析
2. アディポネクチンと糖尿病、心血管疾患発症に関する
    疫学研究
3. 糖尿病予防のための戦略研究(J-DOIT3)

7. アディポネクチン研究の実際 ―実験法
1. アディポネクチンの精製法
2. アディポネクチン関連モデル動物