お知らせ

本を出してみたい

本を出してみたい

こんなテーマや切り口で本にしよう

個人

・闘病記録や患者さんとの伴走記録
・ご自身の医療従事者として経験・伝えたいこと
・長年の研究活動の記録や成果をまとめる
・医療以外の雑感や趣味のこと
・ブログやSNSよりも本で残したい

クリニック・病院

・クリニック・病院のPR(得意分野と地域医療への取り組み・開業への思い)
・地域での勉強会・研修会の記録

企業・団体

・企業のPR本、定期情報誌(社内、社外)
・自社の研究開発品のPR(開発経緯とエビデンス、商品特性)
  *協賛学会・研究会の機関誌、資材もサポートします

例)患者さんご家族との伴走記録を本にする
ご本人やご家族の闘病記録を残したい。
・ブログやSNSに残るだけでは物足りない
・闘病や介護、見取りの記録を形に残したい
・必要数は10部程度から

ご相談から出版までの流れ

  • まずは電話、メールで相談依頼(相談だけでもOK)
  • 出版テーマや完成イメージ、出版方式のすり合わせ
  • 構成案作成(書名や目次立て)、出版方式や出版契約の条件等の確認
    ★この段階で一旦お見積もりし、ご相談プロジェクトへの対応・採否を決定
    (お断りする場合、他社をご提案・ご紹介することもできます)
  • 原稿執筆
  • デザイン打合せ、組版(見本組から)、編集・校正
  • 定価設定・部数決定、事前告知(チラシ作成、書店への近刊案内)*
  • 印刷製本、完成
  • 書店展開、ネット展開*
*弊社出版物として出版する場合。ご相談の内容によってはワークフローが異なります。

費用は ? 原稿分量は ? 制作期間は ?

費用

出版スタイルは2つの方法があり、ご負担いただく費用が異なります。
A)弊社出版物として: JANコードを付して、書店流通させます
B)製作だけお引き受け: 完成品を全数お買い上げいただきます
A、Bのいずれにするかをご相談してから、お見積もりいたします。

制作費だけなら

組版 1ページ 3500円~、 編集校正 1ページ 4000円~
電子書籍データ変換(フィックス型:10000円、リフロー型:20000円~)
表紙デザイン 30000円~50000円
印刷製本 以下の通り

印刷製本費用
(参考目安価格、消費税別)

並製本(ソフトカバー)

A5版

ページ数 制作部数 概算料金
100頁 100部 340,000円
300部 365,000円
500部 385,000円
200頁 100部 550,000円
300部 580,000円
500部 610,000円

B5版

ページ数 制作部数 概算料金
100頁 100部 415,000円
300部 450,000円
500部 480,000円
200頁 100部 700,000円
300部 750,000円
500部 800,000円

A4版

ページ数 制作部数 概算料金
100頁 100部 455,000円
300部 495,000円
500部 525,000円
200頁 100部 780,000円
300部 835,000円
500部 890,000円

基本仕様
表紙:板紙ボンアイボリ カラー 光沢PP加工
本文:マット紙 モノクロ
見返し:色上質
製本:並製本

上製本(ハードカバー)

A5版

ページ数 制作部数 概算料金
100頁 100部 420,000円
300部 455,000円
500部 495,000円
200頁 100部 650,000円
300部 705,000円
500部 765,000円

B5版

ページ数 制作部数 概算料金
100頁 100部 535,000円
300部 590,000円
500部 650,000円
200頁 100部 845,000円
300部 920,000円
500部 1,000,000円

A4版

ページ数 制作部数 概算料金
100頁 100部 600,000円
300部 665,000円
500部 730,000円
200頁 100部 960,000円
300部 1,080,000円
500部 1,150,000円

基本仕様
表紙:コート紙 カラー 光沢PP加工
本文:マット紙 モノクロ
見返し:色上質
製本:上製本・糸かがり・角背・貼表紙

・電子書籍特化型出版:電子書籍だけの出版スタイルもお薦めです。
・クラウドファンディング型出版:印刷製本費用をクラウドファンディングで募る。

原稿分量の目安

・ゆったりレイアウト: 1ページ1000字(原稿用紙2.5枚)
・ぎっしりレイアウト: 1ページ1600字(原稿用紙4枚)
・図表は、
 小サイズ(1/4頁~1/3頁)で300~400字相当
 中サイズ(1/2頁)で600~800字相当
 大サイズ(2/3頁~1頁)で1200~1500字相当

制作期間

(200ページ程度の本なら)
・完成原稿がある場合:4~6ヵ月
・これから書く場合:脱稿時期+6ヵ月

私たちの思い
(あなたと一緒に考えたいこと)

本を出すことの原点=
1人でも読者があるなら出版すべき

世界中で2人に1人が利用しているSNS(普及率51%、2020年)は、日々の出来事を瞬時に共有しながらコミュニケーションを図れる大変便利なツールです。
ただ、その手軽さの裏返しとして、真偽の疑わしいものや、不用意な書き込みによるトラブルも日常茶飯事です。一方、本というのは、書き手が推敲を重ねて、さらに編集者が目を通して時間をかけて作り上げられるので、SNSにはない安心感・信頼感が備わっています。
ですから、自分の特別な思いを届けたい場合は、ぜひ本にして出すことをお勧めします。たった1人でも伝えたい人(=読者)があるならば、それは本を出版するべき大きな理由になると思います。売れるか売れないかとか、テーマの普遍性だけで出版を決めるのではなく、伝えたい気持ちの強さや届けたい相手が誰なのかで出版の是非を決めるべきです。
むしろ売れないテーマ(家族のためだけに残したい思いなど)こそが人間にとっては大切なものなのであり、それが本の題材として最もふさわしいものなのかもしれません。

新たな気づきとの出会い

本を作る作業、例えば目次立てを整理・推敲しながら、あるいは原稿を書き進めながら、新たな気づきに出会うことが少なくありません。
時に自分の考え方や生き方までも見つめ直す機会にもなり得ます。
企業であれば、思わぬ経営課題が浮き彫りになったり、新たなビジョンや社会的使命が見えたりすることがあるかも。
本を出すために費やされる時間は、いろいろな気づきに出会う大切な時間となります。

依頼原稿のジレンマ

私たちの作る本=医学書は、医学専門家・医療従事者への依頼原稿で成り立っています。
出版するテーマが決まれば、そのテーマに詳しいドクターに編集や監修をお願いして、その本の目次構成とともに執筆者(分担執筆)を決めていただき、各執筆者には数カ月の期限付きで執筆をお願いします。
高血圧や糖尿病など臨床医学系のテーマであれば、執筆者の大半は日々の診療に多忙な臨床医です。分担執筆とはいえ、ただでさえ忙しい診療の合間に原稿を書いていただかねばなりません。
分担執筆の難点は、1人でも原稿が遅れると発行が遅れてしまうことです。なので、執筆期限がくると各執筆者には、編集担当者からたびたび督促がかけられ、ときには睡眠時間も削って執筆していただかねばなりません。実は、このようなことが常態化・慢性化していて、複数の依頼原稿を抱えている執筆者(臨床医)はいつも寝不足で、常にいくつもの締め切りに急き立てられながら日々診療にあたることになり、重大な疾患の見落としや誤診の危険性にさらされていると言えなくもありません。
果たして、このような原稿執筆に依存している医学専門書の出版活動というものは、どこまで許容されるのでしょうか?
新型コロナウイルス感染症の対応に昼夜を問わず尽力してくださっている医療従事者に、先を争って原稿依頼をかけていく医学系出版社の矜持とはなんなのか? 私共がいつも自問しているジレンマです。

SDGs「12. 作る責任、使う責任」

一般的な出版(実績のある出版社での発行)においては、より書店店頭で目立たせるために、平積みや面陳列に見合う初版部数が必要です。皆さんが書店の新刊コーナーや学会の書籍展示コーナーをご覧になれば一目瞭然です。
でも、本当に必要な(実際に売れる)数量に限れば、もっと初版部数は少なくて済むはずです。作りすぎて無駄になった本の実数は公開されることはありませんが、おそらく想像をはるかに超えた驚異的な数字になっていることでしょう。この販売手法を見直せば、資源を無駄にせず、環境負荷を軽減できるはずです(フードロスにも同じことが言えると想像しています)。
書籍「キャッスルマン病,TAFRO症候群」のクラウドファンディングのサイトにも、このことを述べました。