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  • DPP-4阻害薬 -効果的で安全な臨床使用のために-

  • 定価2,750円(税込)
  • カテゴリー:

    糖尿病

  • 2011年12月発売

  • 著者
    加来 浩平(川崎医科大学内科学教授)、門脇 孝(東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授)
    ページ数
    104ページ
    商品サイズ
    A5判
    ISBN番号
    ISBN978-4-86270-035-3
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フジメディカル出版
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商品情報

現状の糖尿病治療が抱える課題と、インクレチン効果に着目したこれからの糖尿病治療への期待を、DPP-4阻害薬を中心に糖尿病研究の第一人者二人が討論。いまなぜインクレチン薬に期待が寄せられているのかが、この1冊でクリアに。

目次

1.糖尿病人口の増加と日本人2型糖尿病の病態
 1)アジアにおける2型糖尿病の増加
 2)新しい臨床診断基準とその意義
 3)糖尿病の病態
 4)原因遺伝子の同定
 5)アディポネクチン仮説
2.2型糖尿病に対する従来治療の課題
 1)2010ガイドライン以前
 2)インクレチン関連薬登場前の糖尿病治療:
   UKPDSで明らかになった課題
 3)UKPDS以降に明らかになってきたこと
 4)低血糖とそのリスク
 5)膵β細胞の保護と早期介入
 6)大血管症を抑制すること
 7)膵β細胞の機能を保護すること
3.2型糖尿病におけるインクレチン効果不足
4.DPP-4阻害薬による糖尿病治療の意義
 1)DPP-4とその活性阻害
 2)GLP-1の抗糖尿病作用
 3)インクレチン抵抗性: GIPとGLP-1
5.DPP-4阻害薬の種類と特徴
6.DPP-4阻害薬の多彩な作用
 1)インクレチンの膵外作用
 2)骨代謝作用
 3)体重増加抑制
7.DPP-4阻害薬の効果
  ・長期投与における効果
  ・α-GIとの併用効果
  ・メトホルミンとの併用効果
  ・DPP-4阻害薬の効果のまとめ
8.DPP-4阻害薬の副作用
9.DPP-4阻害薬の大規模臨床試験:TECOS
10.DPP-4阻害薬のポジショニング
11.DPP-4阻害薬への期待
  ・J-DOIT3
  ・早期介入でこそ有用性発揮
  ・第52回日本糖尿病学会年次学術集会のメッセージ
  ・アクションプラン「DREAMS」