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高齢者における糖尿病治療薬の使い方 -新たなカテゴリー別目標値への適切な対応のために
- 5060円
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- カテゴリー:
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- 編集
- 稲垣 暢也(京都大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌・栄養内科学教授)
- 発売日
- 2017年05月
- ページ数
- 192ページ
- 商品サイズ
- B5判
- ISBN番号
- ISBN987-4-86270-162-6
商品情報
新たに掲げられた「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)」に対して、具体的にどのように対応すべきか。高齢者の糖尿病治療における薬剤処方のポイントは何か。高齢者の特徴を踏まえた適切な血糖コントロール目標値の設定と、そのための糖尿病薬物治療のコツを専門医が簡明に解説。
目次
1.高齢者糖尿病の特徴と注意点:基本知識
1)高齢者の糖尿病の特徴
2)糖尿病治療におけるフレイルの意義を考える
3)サルコペニア
4)認知機能
5)ポリファーマシー
6)高齢者の低血
2.高齢者糖尿病の新たな管理目標値とその考え方
高齢者糖尿病の新たな管理目標値とその考え方
3.高齢者糖尿病における経口糖尿病薬の使い方
1)インスリン分泌促進系
SU薬
グリニド薬
DPP-4阻害薬
2)インスリン抵抗性改善系
ビグアナイド薬
チアゾリジン薬
3)糖吸収・排泄調節系
α-グルコシダーゼ阻害薬
SGLT2阻害薬
4)GLP-1受容体作動薬
5)高齢者における併用療法
DPP-4阻害薬 + メトホルミン
DPP-4阻害薬 + SU薬orグリニド薬
SGLT2阻害薬を用いた併用
4.高齢者糖尿病におけるインスリン薬の使い方-課題と対策―
1)1型糖尿病
2)2型糖尿病
5.合併症を有する高齢者糖尿病における糖尿病薬治療
1)糖尿病性腎症
2)認知症
6.トピックス
1)糖尿病とがん
2)糖尿病と認知症
3)糖尿病と骨折
4)心血管イベントに関する糖尿病治療薬の最新のエビデンス
5)「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」のインパクト