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  • 選択的PPARαモジュレーター SPPARMαへの期待 -新しい脂質改善薬の位置付けと役割

  • 定価4,180円(税込)
  • カテゴリー:

    内分泌 / 代謝

    循環器 / 高血圧

  • 2019年06月発売

  • 編集
    山下 静也(りんくう総合医療センター病院長 / 大阪大学産業科学研究所招へい教授)
    ページ数
    226ページ
    商品サイズ
    A5判
    ISBN番号
    ISBN978-4-86270-172-5
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商品情報

選択的PPARαモジュレータ―(SPPARMα)という新たな概念に基づいて創薬されたペマフィブラート。フィブラートを超えた新たなPPARαアゴニストとしての期待は大きい。 その開発の経緯、遺伝子発現解析、作用機序、適応疾患(高TG血症・低HDL-C血症)と使い方、スタチンとの併用療法、安全性(副作用、相互作用)など、新薬の特性を国内屈指の執筆順が詳解。 「脂質異常症」の診療に携わる臨床医必備の1冊。

目次

1 SPPARMαとは?
 1)パルモディア?はいかに開発されたか:PPAR薬の革新への2つのイノベーション
 2)遺伝子発現解析からみた有用性
 3)作用メカニズム ―構造の特徴から作用特性まで
 4)世界におけるSPPARMα開発の最先端

2 SPPARMαの臨床
 1)高TG血症に対して(高レムナント血症、small dense LDLも含めて)
 2)低HDL-C血症に対して
 3)スタチンとの併用
 4)動脈硬化性疾患予防におけるポジショニング

3 SPPARMαの安全性
 1)副作用
 2)薬物動態と薬物相互作用

4 SPPARMαの幅広い使い方
 1)腎機能低下例
 2)NASH
 3)肥満・メタボリックシンドローム
 4)2型糖尿病合併例
 5)高齢者

5 SPPARMαのエビデンス
 1)フィブラートのRCTの歴史
 2)PROMINENTの意義・概要

6 トピックス
 topic 1)冠動脈疾患発症における中性脂肪の関わり
 topic 2)食後高中性脂肪血症管理の重要性
 topic 3)遺伝子多型から考えるトリグリセライドリスク
 topic 4)血管炎症におけるPPARαの関わり
       SPPARMαによる血管慢性炎症抑制のメカニズムと効果への期待
 topic 5)褐色脂肪細胞およびベージュ脂肪細胞の分化・機能制御におけるPPARαの関わり

7 SPPARMαの展望 -まとめに代えて