脳梗塞と心房細動

脳梗塞と心房細動

2014年8月創刊 (季刊誌)

発行頻度
季刊(年4回:2月、5月、8月、11月)発行
仕  様
B5判 30頁平均
価  格
定価:本体1,000円+税

年間購読料:4,000円+税(4号分)



特徴

・心原性脳塞栓症の予防の重要性の啓発と、心房細動患者における適切な抗凝固療法の普及に向けて

・診療・作業の合間にざっと見て理解できる誌面構成とボリューム

概要

■監修

峰松一夫
国立循環器病研究センター病院長

■発行

公益社団法人 日本脳卒中協会

■読者対象

●医師
(かかりつけ医、循環器科医、神経内科医、脳血管内科医、脳神経外科医、リハビリテーション医)

●救急救命士、保健師、作業療法士、言語聴覚士

■内容構成

<FEATURE>

・話題のテーマについて2本の総説で解説

<COLUMN>(インタビュー・取材記事)

・インタビュー:専門医に訊く―診療のキーポイント

・日本脳卒中協会支部長に聞く

・脳卒中の早期治療・予防のための取り組み

<連載>

・患者・家族の声


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創刊メッセージ

山口 武典(国立循環器病研究センター名誉総長)

“心原性脳塞栓症の発症あるいは再発をいかにして防ぐか“

 脳梗塞の危険因子として心房細動が極めて重要であることが、最近ようやく広く知られるようになりました。最近の臨床統計では、全脳梗塞の1/3足らずが心原性脳塞栓症であるとされています。専門家の間では、心房細動が原因の脳梗塞(心原性脳塞栓症)は重症例が多く再発率も高いことから、超急性期の一刻も早い積極的な治療(血栓溶解療法)と同時に、抗凝固薬による再発予防の重要性が強調されてきました。しかし、ワルファリンによる抗凝固療法を行うには頻繁な血液検査(プロトロンビン時間)と、それに応じた用量の微妙な調節が必要であること、食事やほかの薬剤によってワルファリンの効果は大きく左右されることなどから、かかりつけ医の間ではそれほど積極的には使用されていませんでした。そして、わずかかの効果を期待して抗血小板薬でお茶を濁している方も少なくなかったのです。

 確かにワルファリンという薬は治療域が狭く、少なすぎると梗塞が起こり、多すぎると出血という副作用が避けられない薬です。けれども心房細動の患者さんにワルファリンによる抗凝固療法を行うことによって、脳塞栓症の発症が60%以上抑えられることがわかっています。そのため、医師にとっても患者さんにとっても、煩雑さがなく、安心して気楽に治療が続けられる薬の開発が待たれていました。

 2011年、ワルファリンの開発以来60年振りに、頻繁な血液検査が必要でない新しいタイプの抗凝固薬(novel oral anticoagulant, NOAC)が初めて登場し、その後3年間で3種類の新薬が上市されました。これらの薬はワルファリンに比べて塞栓症の発症は同等かやや少なく、出血性合併症、中でも脳出血の発症は明らかに少ないとされています。とすると、これまでワルファリンでコントロールしていた患者さんではすべてNOACに切り替えるべきかというと、必ずしもそうではありません。特に腎機能や肝機能の悪い方、体重の軽い高齢者などでは、むしろワルファリンが奨められる場合もあります。

 このようなことを踏まえたうえで、「心房細動の患者さんの心原性脳塞栓症の発症あるいは再発をいかにして防ぐか」ということに重点を置いた内容で、診療の合間にざっと見て理解できる誌面の冊子をお届けしたいと考えています。


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最新号
最近のトピックス:ESUS(塞栓源不明の脳塞栓症)

脳梗塞と心房細動

2014年8月創刊 (季刊誌)

Vol.4 No.3 第13号(2017年8月)


<FEATURE>抗凝固療法中発症の脳卒中の特徴


1.抗凝固療法中発症の脳梗塞の特徴
   坂本 悠記・木村 和美

2.抗凝固療法中発症の脳出血の特徴
   富田 泰史

<COLUMN>

・専門医に訊く―診療のキーポイント
   藤本 茂氏

・日本脳卒中協会 鹿児島県支部長に聞く
・日本脳卒中協会鹿児島県支部の活動について
   長谷川 泰弘氏

・エッセイ:ドクター山下のつぶやき―第2回
・病院経営受難の時代
   山下 武志

<連載:患者・家族の声>

友達に支えられ,前向きに心房細動に立ち向かう
   岩石 隆光

これからの「FEATUREテーマ」

※テーマは変更する場合があります。

■Vol.4 No.4 (通巻14号) 2017年12月発行予定

<FEATURE>ワルファリン療法のトピックス

■Vol.5 No.1 (通巻15号) 2017年3月発行予定

<FEATURE>心房細動包囲網「新しいデバイス」


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バックナンバー

タイトルをクリックすると目次をご覧いただけます。

第12号
Vol.4 No.2
(2017年7月) 最近のトピックス:ESUS(塞栓源不明の脳塞栓症)
第11号
Vol.4 No.1
(2017年2月) 心房細動の抗凝固療法:unsolved clinical questions
第10号
Vol.3 No.4
(2016年11月) 抗血栓薬はどうする?―アテローム血栓症を合併した心房細動
第9号
Vol.3 No.3
(2016年8月) 抗凝固療法中の救急対応
第8号
Vol.3 No.2
(2016年5月) 地域でみる心房細動 −専門医とかかりつけ医の連携
第7号
Vol.3 No.1
(2016年2月) 心房細動に対する抗不整脈薬治療の最前線
第6号
Vol.2 No.4
(2015年11月) ここまで進んだ心房細動に対する非薬物療法
第5号
Vol.2 No.3
(2015年8月) 新規経口抗凝固薬(NOAC)を使い分ける!
第4号
Vol.2 No.2
(2015年5月) どうする? 新規経口抗凝固薬の服薬指導
第3号
Vol.2 No.1
(2015年4月) 心房細動の診断
第2号
Vol.1 No.2
(2014年11月) 心原性脳塞栓症の最新治療
第1号
Vol.1 No.1
(2014年8月) なぜ、心原性脳塞栓症が重要なのか

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