心原性脳塞栓症と経口抗凝固薬―新規抗凝固薬の選び方・使い方

心原性脳塞栓症と経口抗凝固薬

―新規抗凝固薬の選び方・使い方―

編集:豊田一則(国立循環器病研究センター脳血管内科部長)
定価3,200円+税
A5判 160頁
ISBN978-4-86270-044-5

正誤表



概要

●新たな経口抗凝固薬,直接トロンビン阻害薬と活性化凝固第ⅹ因子阻害薬を,いかにして使いこなすか?モニタリングは?出血への対応は?どう使い分けるのか?

●臨床試験からは読み取れない課題への解決の糸口を示す,脳卒中医家必携の1冊!

●いま知りたい疑問への答えを全4章18項目に凝縮されています。

推薦の言葉より

新しい抗凝固薬の様々な場面での使い方を,最新の知見に基づいて要領よく解説されている。

現時点での最新の情報として本書を十分に活用して,脳卒中の撲滅に向けて努力していただければありがたいと思っている。

(山口 武典:国立循環器病研究センター名誉総長 / 日本脳卒中協会理事長)

はじめにより

新薬の最大の目的が心原性脳塞栓症の予防であり,一次予防と同様に再発予防が重要であることを考えれば,脳卒中患者を診る脳神経領域の医療者に,わかりやすい解説本が欲しいと思いました。特に脳梗塞急性期における使用法や服用患者への急性期再開通治療の是非など,臨床試験からは読み取れない課題への解決の糸口を示す本が必要だと考えました。

この本を通じて,心原性脳塞栓症や抗凝固療法への読者の皆様のご理解が少しでも深いものになれば,嬉しい限りです。 (豊田一則)

目次

1.病態と治療の基礎知識
 心房細動とその塞栓症リスク
 心原性脳塞栓症の臨床像
 凝固・線溶系の生理と病理
 抗凝固療法・抗血小板療法とは何か

2.経口抗凝固薬の特徴と臨床試験成績
 ワルファリンはどんな薬か
 ダビガトランはどんな薬か
 リバーロキサバンはどんな薬か
 アピキサバンはどんな薬か
 エドキサバンはどんな薬か

3.新規抗凝固薬の臨床応用
 市販後の使用状況と市販後調査
 新規抗凝固薬のモニタリング
 新規抗凝固薬による出血事故と対応策
 禁忌・副作用・相互作用

4.脳卒中診療現場での新規抗凝固療法
 脳梗塞急性期にどう使い始めるか
 脳神経血管内治療患者にどのように用いるか
 脳神経外科手術患者,周術期患者にどう管理するか
 服用患者に急性期再開通治療は可能か
 慢性期の再発予防にどのように用いるか

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