PEG器具の種類とマネージメント
―ケアにおける要点とQ&A―

編集:西口幸雄(大阪市立総合医療センター消化器外科部長)

定価3,000円+税
B5判/118頁
ISBN978-4-939048-48-7

 

本書の特徴

病態だけでなく,患者さんの介護・ケアの環境に応じたPEG器具の選択基準・使い方をどう考えるべきか。

器具のトラブルや交換・ケアに関して,在宅や施設の現場でスタッフが困っている素朴な疑問,いまさら聞けない疑問に,専門スタッフが答えます!

巻末には代表的な造設器具・交換器具・栄養器具・ポンプの一覧を掲載。


<序より>
 「蓋が閉まらないなあ」,「栄養剤がよく詰まるなあ」,「最近よくむせるなあ」,「口から食べさせてもいいのかなあ」,といった声が,PEGを使って栄養剤を投与している施設のスタッフや,介護をしている家族からよく聞かれるようです。(中略)現場でのこのような素朴な疑問に何とかして答えたいと思い,今回この本を編集しました。従来のPEGに関する書籍や雑誌は,医師や看護師向けのものがほとんどで,患者さんを在宅で看ている介護士や家族には専門的すぎる,という声が多いようでした。本書はQ&A形式でできるだけわかりやすく解説しています。少しでも日常のPEG管理に役立つことができれば,と考えています。
(西口幸雄)


目次
■基礎編
1.胃瘻の基礎知識
2.PEG器具の種類と選択
3.PEG器具使用・管理の基本的注意
■PEG器具にまつわるQ&A
1. チューブやボタンに関するもの
Q 1.
接続チューブが合わない
Q 2.
ボタン型のチューブの蓋が閉まらない
Q 3.
チューブが抜けた!(事故抜去)
Q 4.
チューブが汚れてきた
Q 5.
チューブがゴソゴソになった(ゆるんだ)
チューブがどんどん胃瘻の奥に入っていく
Q 6.
チューブが皮膚にきつく食い込んだ
Q 7.
尿道カテーテルではダメか?
Q 8.
チューブ交換は在宅でもできるか?
Q 9.
チューブ交換に伴う合併症と対策は?
Q10.
交換のあと患者さんの様子がおかしい。誤挿入では?
2. 胃瘻・チューブ周囲に関するもの
Q11.
肉芽ができた
Q12.
スキンケアと軽微なスキントラブル(発赤,痒みなど)対策は?
Q13.
皮膚の消毒は必要か?
3. 栄養剤投与に関するもの
Q14.
栄養剤が漏れる
Q15.
栄養剤が詰まる
Q16.
栄養剤にはどのようなものがあるか?
Q17.
ミキサー食でもよいのか?
Q18.
余った(残った)栄養剤はどうする?
Q19.
注入速度は?
Q20.
胃瘻から栄養剤を注入する際の体位について
Q21.
薬や水分投与の際の注意点は?
Q22.
ナトリウム(食塩)投与の方法は?
Q23.
下痢した時はどうすればよいの?
Q24.
便秘をした時は?
Q25.
嘔吐した時はどうすればよいの?
咽た時はどうすればよいの?
Q26.
ゲップして苦しそう。栄養剤の量が多いのでは?
Q27.
季節や体調によって投与量を増やしたり,減らしたりしなくてよいか?
Q28.
固形化栄養剤投与の実際は?
4. その他
Q29.
誰が介護するのかによって,選ぶ器具は違うか?
Q30.
口から食べることのできる患者さんには食べさせてよいの?
Q31.
介護者なりの工夫をどこまで受容すべきか?
Q32.
介護者による観察ポイント
―デイサービス・デイケア,入浴時はどこに注意すればよいの?
Q33.
乳幼児における注意点
コラム
・栄養剤が詰まる
・胃瘻からの漏れが著しい時
・ボタン型チューブの詰まりと洗浄
・災害時の備え(備蓄の例)
・PDNセミナーの普及

資料:代表的なPEG器具一覧表
<造設用器具・交換用器具・栄養注入器具・経腸栄養用輸液ポンプ>

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