糖尿病の新たな治療戦略-SGLT2阻害薬の適正使用を目指して-

糖尿病の新たな治療戦略
SGLT2阻害薬の適正使用を
目指して

編集 柏木 厚典
    (滋賀医科大学医学部前付属病院長,草津総合病院理事長)
定価 本体2,700円+税
A5判 120頁
SBN978-4-86270-151-0



概要

●インクレチン関連薬をもってしてもなお、良好な血糖コントロールや低血糖・体重増加の解決に至っていないことが糖尿病治療の大きな課題となっています。

●糖尿病治療に貢献が期待される新規薬剤SGLT2阻害薬をいち早く取り上げ、その開発経緯、作用機序、種類と特徴(臨床薬理含む)、安全性、今後の課題と展望等を解説。

はじめにより

 本書では、今年中に発売が予定されている6種類のSGLT2阻害薬の化学構造、体内薬物動態、生体内代謝、臨床治験成績、臨床検査値の変動、考慮すべき副作用などに関してその特徴を明らかにすることをめざした。本剤については、まだまだ長期の臨床試験成績の集積が少なく、今後に残された多くの課題があるが、予想される副作用を回避し、適切に使用することにより、減量効果とともに良好な血糖管理を達成する目的に、本剤が大きく貢献することを期待する。(柏木厚典)

目次

1. 糖輸送体概論:GLUTs、SGLTsの分子構造の比較、臓器局在と機能特性、糖輸送機構の違いについて

2.SGLT2発見の歴史・経緯と腎尿細管糖再吸収機構

3.腎性糖尿の遺伝子異常と糖尿病における腎尿細管糖輸送体発現異常

4.SGLT2阻害薬の構造と機能

5.SGLT2阻害薬の構造、生体内代謝、血中動態(PK, PDを含む)と臨床試験成績

 1)イプラグリフロジン
 2)ルセオグリフロジン
 3)トホグリフロジン
 4)ダパグリフロジン
 5)カナグリフロジン
 6)エンパグリフロジン

6.SGLT2阻害薬の安全性

7.SGLT2阻害薬の作用と適正使用

上へ