心療内科実践学―入門から臨床研究まで―

心療内科実践学

―入門から臨床研究まで―

編著:芦原 睦(中部労災病院心療内科部長)
定価 本体3,000円+税
A5判 152頁
ISBN978-4-86270-049-0



概要

●心療内科とはどのような診療科なのか、個別の疾患へのアプローチの仕方から、心身医学療法の具体的な進め方まで、全11章で簡潔に解説。

●心療内科医を志す研修医ならびに今日から心療内科をはじめたい実地医家、そしてメンタルヘルスに携わる心理士や保健師まで、ぜひ手元に置いていただきたい必携の1冊です。

はじめにより

 本書は、2002年から2012年に発表した論文のうちから、入門的なもの、臨床に役立つものを選んで編集したテキストである。

 各章が独立した論文であるので、どこから読んでいただいても構わないが(中略)、第1章 心療内科入門と第3章 心身症と鑑別診断は今回書き下ろした。特に第3章の従来の診断名と操作的診断法(ICD-10、DSM-ⅣTR)との対比表は時間を要する作業だった。

 個別の疾患としては、関節リウマチ(RA)、慢性疼痛、リストカット、パニック障害をとりあげ、治療としては心身医学療法の中の交流分析(TA)、自律訓練法(AT)について述べた。

 本書が、心療内科の臨床家に役立てば著者として望外の喜びである。

(芦原 睦)

目次

1.心療内科入門
2.プライマリケアにおけるストレス病患者への問診
3.心身症とその鑑別診断
4.関節リウマチ
5.運動器における慢性疼痛症例に対する心療内科的対応
6.当科を受診した教員のストレスについての検討
7.当科を受診したリストカット症例の心身医学的検討
8.私的交流分析研究史 ―自己成長エゴグラム、対処行動エゴグラム、ゲーム再分類の研究など 9.医療における心理ゲームの分析と対応
10.集団自律訓練法の特徴と有効性
11.パニック障害の治療―自律訓練法

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