輸液・静脈栄養の管理の実際とコツ ―カテーテル・ポート・輸液組成から感染対策まで―

輸液・静脈栄養の管理の

実際とコツ

―カテーテル・ポート・輸液組成から感染対策まで―

著:井上善文 (医療法人川崎病院外科総括部長)
定価:本体3,800円+税
B5判 168頁
ISBN978-4-86270-042-1



推薦の辞より

本書は、静脈栄養管理を正確かつ安全に行うためのバイブルとも言え、適切な栄養管理を志す医療人には必読の書となることを確信している。(大柳治正)

●薬剤師にとっては、薬学教育にない未知の分野でもあり、本書を常に傍らに置き、栄養・輸液療法の管理について正しく理解できるまで、繰り返し読み直すことをお勧めする。(島田慈彦)

●「むずかしいことをわかりやすく、わかりやすいことを深く、深いことをおもしろく」まとめた実践書です。すべての看護師の方々に、身近なテキストとしてお勧めしたい一冊です。(山田繁代)

●静脈栄養のバイブルとなるこのような本を出版されたことは、本当にうれしいことです。栄養管理やNSTに参加されるすべてのスタッフの必読書として、本書を推薦します。(中村丁次)

はじめにより

NSTの普及とともに経腸栄養一辺倒の傾向が出現し、(中略)同時に、経腸栄養一辺倒の考えを再考し、静脈栄養も理解しておかなければならない、という流れも出てきました。私は経腸栄養も重要だけど静脈栄養も重要だ、両方が理解・実践できて初めて本物の栄養管理のプロだ、と言い続けてきました。

(中略)私が考えている内容を、図や写真もたくさん使って、具体的に、誰にも理解できるように、という意図で書かせていただきました。(中略)リラックスして読んでいただけるよう、文章は読みやすい雰囲気にしたつもりです。(中略)「これは!」と胸にズンと感じていただける部分があれば、著者としてこのうえない幸せです。(井上善文)

目次

1.カテーテルの分類

2.closed systemについて

3.輸液の投与量・投与速度の決定

4.輸液ライン中の気泡

5.輸液ラインにフィルターは必要?

6.輸液剤の使い分け

7.ドレッシング管理のコツ

8.安全な側注方法

9.輸液ラインの交換頻度

10.PICC

11.ヘパリンロック

12.静脈栄養輸液製剤の組成・投与量についての基本的な知識と考え方

13.ポート:totally implantable central venous access portについて

14.カテーテル挿入時の高度バリアプレコーション

15.不必要に長い針を使っていることが「針刺し」の原因

16.末梢静脈栄養法PPNと末梢静脈輸液

17.中心静脈カテーテル先端の適正位置

18.中心静脈カテーテルは定期的に入れ換える必要がある?

19.本宅的な在宅静脈栄養の実施方法

20.高カロリー輸液のキット製剤について

21.上腕ポートについて

22.CRBSI予防対策は当然のこととして実施されていなければならない!

23.本物のNSTとは

24.栄養管理の重要性

上へ