CKD進展予防ハンドブック
―CKDの診療に携わる医療関係者のために

監修:富野康日己(順天堂大学医学部腎臓内科教授)
定価:1,500円+税
B6ポケット判/163頁
ISBN978-4-86270-025-4


CKDの基本的な知識,検査値異常の見方・読み方,食事療法・運動,薬物療法,ステージ5D(透析期),CKD疾患ごとの病態生理と治療方針について,簡明に解説。

臨床現場で使いやすいコンパクトなポケットブック。

CKD診療に関わる医療関係者に最適の1冊です。


正誤表


<はじめにより抜粋>
 今回,CKDの進展予防をキーワードに診療に必要な知識を簡潔に解説し,臨床の場で使いやすいポケットマニュアルを上梓させて頂いた。内容は,CKDの基本事項の理解から検査値異常の見方,食事・運動・薬物療法,さらに慢性腎不全期としてのステージ5Dの管理まで,箇条書きと図表をもとに,腎臓専門医の立場から簡潔に記載した。CKDは,末期腎不全への進行や心血管系疾患発症の危険因子として注目されていることから,本書を腎臓専門医のみならず,一般医家(かかりつけ医)や臨床研修医など多くの医師,薬剤師,看護師,栄養士,臨床工学技士,MR(医療情報担当者)にお読みいただき,CKDの診断と治療に活かしていただきたいと願っている。(富野康日己)

内容目次
1. 慢性腎臓病(CKD)の基本的事項
  ・CKDの概念
・CKDの病期分類
・CKDの原因
・CKD治療の目的と方法
・CKDの管理とマネージメント
 

CKDと高血圧 ―血圧コントロールの重要性と管理法
CKDと糖尿病 ―血糖コントロールの重要性と管理法
CKDと脂質異常症 ―脂質コントロールの重要性と管理法
CKDと肥満 ―肥満の改善法と予防
CKDと高尿酸血症 ―尿酸コントロールの重要性と管理法
CKDとメタボリックシンドローム ―相互の関連と管理法
CKDと心血管疾患 ―相互の関連と管理法
CKDと加齢 ―加齢による腎機能の変化

2. 検査値異常の見方,読み方(どのような疾患を疑うか)

・尿蛋白
・血 尿
・血清クレアチニン
・BUN(SUN)
・HbA1c
・電解質(NaとK)
・微量アルブミン尿
・尿酸値 ・血圧値
・血糖値
・脂 質
・BMI(Body Mass Index)
・画像診断

3. 食事療法と運動

・ステージ別食事療法
・エネルギー調整食品
・低蛋白食調整食品
・塩分摂取
・健康食品(微量栄養素補助食品)
・喫煙とCKD
・アルコールとCKD
・運 動

4. 薬物療法(血圧,血糖,脂質のコントロール)
・ステージ別(1~5)薬物療法
・合併症のある場合の薬物療法
・第一選択薬について
・薬物療法の開始時期について
・目標値の設定
・腎機能低下時に注意を要する薬剤
・腎機能低下時の使用禁忌薬剤
5. CKD 慢性腎不全ステージ5Dの管理
・血液透析の原理・適応・長所・短所
・腹膜透析の原理・適応・長所・短所
・気になる症状とその処置法
 

  貧 血
   浮 腫
   高リン血症
   高カリウム血症
   アシドーシス
   透析に伴うかゆみ
   不 眠
   うつ状態
   発 熱
   四肢のしびれ,つり
   味覚異常
   めまい,耳鳴り
   胸 痛
   頭 痛
   腹 痛
   排便異常
   感染症:肺炎・肺結核

6. 慢性腎臓病(CKD)の病態生理と治療方針
・糖尿病腎症
・IgA腎症
・腎硬化症
・多発性嚢胞腎
・難治性ネフローゼ症候群
・急速進行性糸球体腎炎(RPGN)
・痛風腎(高尿酸血症による腎障害)
・腎盂腎炎
・薬剤性腎障害
巻末資料
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