見直されたビグアナイド 改訂版
<メトホルミン>

編集:河盛隆造(順天堂大学大学院教授・スポートロジーセンター長)
定価2,800円+税
A5判・206頁
ISBN978-4-86270-022-3


 

初版発行から4年,UKPDS81をはじめ,メトホルミンのさらなるエビデンスを盛り込んで大幅リニューアル。

メトホルミンの効果的な使い方,使用禁忌,副作用,相互作用についてもUpdate。

経口糖尿病薬の選択肢が増える中で,ビグアナイド薬の適応をよりわかりやすく解説した臨床医・研修医必携の1冊。


正誤表



<第2版の序より>
この数年間も臨床糖尿病学は,新たな多くの知見を得て変貌した。(中略)さらに多くの執筆者が最新情報を盛り込んでくださった。お読みいただいて是非ご批判いただきたい。
(河盛隆造)

内容目次
Ⅰ. 糖尿病の薬物療法
2型糖尿病における経口糖尿病薬の役割
経口糖尿病薬の種類と薬理特性
なぜ一時期ビグアナイドが使用されなくなったのか?
Ⅱ. メトホルミンの再評価と理由
メトホルミンは単独投与において低血糖を起こさない
メトホルミンは肥満を助長させない(体重減少効果?)
血糖降下以外に期待されるメトホルミンの臨床効果
 

インスリン抵抗性の改善作用
脂質代謝の改善作用
PAI-1活性に対する抑制効果
AGEs産生抑制
脂肪肝の改善作用
食欲抑制作用(グレリン,GLP-1増加作用など)
その他(消化管作用,降圧作用,血小板凝集抑制作用,内皮機能改善作用)

大規模臨床試験(UKPDS)による予後改善効果
MORE STUDY(非肥満患者に対する効果なども含めて)
ADOPT試験について
2型糖尿病の発症予防効果から見た有用性
医療経済性からの有用性
Ⅲ. 症例に見るメトホルミンの効果的な使い方
SU薬単独でも血糖コントロールがうまくいかない場合
高脂血症を伴った糖尿病の場合
メタボリックシンドロームの場合
他の糖尿病治療薬と併用した方がよい場合
 

インスリン製剤
α-グルコシダーゼ阻害薬〈α-GI投与にBGを追加投与した症例〉
チアゾリジン誘導体
チアゾリジンとの併用療法における使い分け
グリニド

第一選択薬にメトホルミンを使うのがよいケース
  欧米における肥満を伴った糖尿病
日本における肥満を伴った糖尿病
Ⅳ. メトホルミンを使ってはいけない禁忌症例
Ⅴ. メトホルミンの副作用と服薬指導での注意点
Ⅵ. メトホルミンの相互作用
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