Medical Nutritionist of PEN Leaders ®

Medical Nutritionist of PEN Leaders®

2017年3月創刊 (季刊誌)

発行頻度
年2回発行(3月、9月)発行
仕  様
A4変形判 100頁平均
価  格
定価:本体2,000円+税

年間購読料:4000円+税(2号分)



特徴

一般社団法人 栄養管理指導者協議会(PEN Leaders)の機関誌として、投稿論文を中心に掲載。 (投稿に関する詳細は「投稿規程」をご覧ください)

編集体制

■編集幹事

井上 善文
大阪大学国際医工情報センター 栄養ディバイス未来医工学共同研究部門
増本 幸二
筑波大学医学医療系 小児外科
西口 幸雄
大阪市立総合医療センター 消化器センター
栗山 とよ子
福井県立病院 内科・NST

■編集委員

目黒 英二
函館五稜郭病院 臨床検査科
木暮 道彦
公立藤田総合病院 外科
小川 哲史
国立病院機構高崎総合医療センター 消化器外科
北出 浩章
関西医科大学総合医療センター 肝胆膵外科
野呂 浩史
地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院 外科
吉川 正人
東宝塚さとう病院 外科
天野 晃滋
大阪市立総合医療センター 緩和医療科
豊田 暢彦
益田赤十字病院 外科
白尾 一定
地域医療機能推進機構(JCHO)宮崎江南病院 外科
田中  誠
かりゆし病院 外科
山内  健
愛媛県立中央病院 小児外科

■読者対象

NSTや経腸栄養・静脈栄養に携わる、医師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、看護師など

■内容構成

◆特集

臨床栄養のホットな話題を取り上げ特集。不定期掲載。

◆コラム

臨床栄養の領域に貢献された先達を紹介したり、随想的なテーマを取り上げたりするサロンコラム

◆投稿

本誌のメインコンポーネント。編集委員の査読を経て、原著および症例報告を掲載

◆話題

学会レポート、企業からの製品紹介、など、臨床栄養管理にまつわる様々な話題を取り上げるショートコラム


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創刊メッセージ
編集幹事:
井上 善文(大阪大学国際医工情報センター 栄養ディバイス未来医工学共同研究部門)
オリジナルな論文を書こう,
発表したらそれでおしまいではないのだから

 私が初めて書いた論文は,日本消化器外科学会雑誌に掲載された。大学を卒業して2年後である。阪大での研修期間中に主治医をやらせてもらった患者さんの症例報告であった。すでに国立呉病院に出張していた時で,自分なりに書いて宮田先生に提出したら,赤鉛筆でほとんど書き直されて,「誠意が感じられない」というコメントが書かれていた。直接指導していただいていた井村賢治先生に,「落ち込まんでもええんやで。ちゃんと見てくれてるやろう? そうやってみんな成長していくんや」と励まされ,3回ほどのやりとりの後,投稿し,採用された。雑誌に掲載された時,井村先生が,「初めての論文やねえ。印刷された自分の名前を見て感動したやろう? その感動を忘れたらあかんよ」と言って喜んでくださった。

 岡田正先生のIVH研に入り,日々の臨床に追われていた。同僚が,岡田先生に来た依頼原稿を書かせてもらったと喜んでいた。何かの機会に岡田先生が研究の進み具合を聞いてくれた。その時,僕にも依頼原稿を書かせてくださいとお願いした。最初に書かせてもらった依頼原稿は「栄養評価指標としてのRTP測定の意義」であった。うれしかった。しかし,RTPに関する知識も中途半端だったため,「acute phase negative protein」を「acute phase positive protein」と書いてしまった。出版された後,気づいた。取り返しはきかない。落ち込んだ。間違いがそのまま,論文となってしまった。論文を書くことの怖さを身に染みて教えられた。

 阪大のIVH研では,結構,つらい立場にあった。同じような境遇であった根津理一郎先生と,負けんぞ,2人でいっぱい学会発表して,論文も書くぞ,という思いでがんばったことを思い出す。論文を書くモチベーションは,単なる負けん気だったかもしれない。

 川島康生先生に言われた「大学を出ても,どこで働いてもacademic mindを忘れるな」がずっと頭の中にあり,常に自分に宿題を課して論文を書いてきた。インパクトファクターの高い雑誌に掲載されるような論文は書けなくても,地道に日々の臨床での経験を論文にしようという思いで。いつの間にか,論文を書くということは,業績を上げるためではなく,自分の経験を記録に残すこと,自分にいろいろなことを教えてくれた患者さんに対する恩返しの意味もある,と思うようになってきた。小さな発見かもしれないし,独りよがりかもしれないが,書きながら勉強していく,それが論文を書くということだと思う。とにかく,論文を書く,その意識が大事である。

 学会で発表するだけでは,何も残らない。論文にして初めて,その仕事は完成となる。それを忘れた仕事が多すぎはしないか? 臨床栄養の領域,毎年,何千という発表がある。しかし,論文になるのはごくわずかである。論文にしなければならないという考えを失ってしまっているのではないだろうか。特集,総説,依頼原稿,たくさんある。しかし,他の人が書いた記事を参考にして,色を付けているだけのものもたくさんある。原著にもどって,真実かどうかを吟味して書かなければならないのに,安易な原稿ばかりになっていないか,反省が必要である。

 こういう思いで,Medical Nutritionist of PEN Leaders®を創刊した。オリジナルな論文を書こうという本質的な考えを,この臨床栄養の領域に取り戻したい,そんな思いである。


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最新号
Medical Nutritionist of PEN Leaders ®

Medical Nutritionist of PEN Leaders®

2017年3月創刊

Vol.1 No.1 通巻1号(2017年3月)


<特集>Be a Medical Nutritionist


創刊に際して

 井上善文

1. Medical Nutritionistに望むこと –私の経験を基にして-  増本幸二

2. いい栄養療法ができるようになるためには  西口幸雄

3. 本物のNST活動を実践するために… Be a Medical Nutritionist  栗山とよ子

<コラム>

歴史:岡田正先生と大阪大学IVH研  根津理一郎

<原著>

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)と「胃瘻を用いた経腸栄養の現況」に関するアンケート調査結果
 井上善文ほか

経腸栄養剤投与方式による汚染度の比較検討-RTH方式とTTB方式の比較―
 井上博行ほか

経腸栄養患者における亜鉛欠乏と亜鉛補充の効果に関する検討
 荻野 晃ほか

入院後食欲不振患者には味覚障害が高率に存在する
 高橋治城ほか

在宅療養を目指した難治性悪性消化管閉塞の治療戦略-ベタメタゾン・オクトレオチドのコンビネーション治療と皮下埋め込み型中心静脈ポートでの栄養管理-
 天野晃滋

診療看護師によるPICC挿入と管理の成績-当院におけるPICC 281例の検討-
 村田美幸ほか

<症例報告>
重篤な合併症なく,順調な体重増加を達成し得た重症神経性食思不振症患者の栄養管理経験
 栗山とよ子ほか

中心静脈栄養施行中にセレン欠乏症を来した患者を初めて治療した顛末とその後
 松末 智

CVポートの皮下トンネル経路が原因と考えられたカテーテル抜浅の1例
 吉川正人ほか

5年間留置した中心静脈カテーテルが抜去困難となった血友病A小児例
 三藤賢志ほか

<話題>
第2回学術集会の症例検討のプレゼンターとして参加して  佐藤 弘

第4回血管内留置カテーテル管理研究会(JAN-VIC)に参加して  飯塚 尭

新しい用語の提言:TTB (transfer to bag/bottle)方式  井上善文

投稿規程

1.投稿原稿の種類

臨床栄養とその周辺領域の研究に関する原著および症例報告を原則とし,未発表のものに限る。和文での投稿を受け付ける。

1.投稿原稿の種類

臨床栄養とその周辺領域の研究に関する原著および症例報告を原則とし,未発表のものに限る。和文での投稿を受け付ける。

2.原稿審査

当誌編集委員が審査を行い,採否を決定する。編集方針に従い,修正を求めることがある。掲載号は当誌編集部が発行日等を考慮して 決める。
 投稿方法はメールで行う。

3.原稿の書式

 1) 字数は,原著8000字以内,症例報告4800字以内とする。原著には和文要旨(400字以内)・キーワード(3~5個)を必備とする。
 写真,図・表は合計で,原著8点,症例報告4点以内とする。

 2) 第1枚目に表題,執筆者(原則として3名以内),所属機関名とその所在地,校正の送り先(連絡先),別刷(印刷版)の必要な場合は別刷送付先を明記。

 3) 薬品名は原則として一般名を用いる。

 4) 図表類はできるだけ鮮明なものを一括して添付する。写真は鮮明なものをデジタルデータで添付する。簡単な図の場合はラフ原稿の状態でも当社で作図するが,複雑な図(臓器内の図など)は白紙に黒インクで鮮明に記入する(誌面にそのまま使用)。
 図表の挿入場所は本文中に明確に指示する。掲載サイズに希望がある場合は,その旨記入のこと。図表は各々1点が原稿用紙1枚とみなす。

 5) 図表の引用には原著者と発行元の了解を必ず得ておくこと。

 6) 文字の字体(イタリック体など)および上付き・下付き(Ca2+,AT1など)の指示は明確にする。

 7) 略語は汎用略語または一般化しているものでも,初掲時のみ略語に続いて( )でフルスペルか日本語用語を明示する。

 8) 文献は引用順に番号を付し,文中及び図表には片パーレンとともに引用番号を上付きで明示する。(バンクーバー方式)
・表記方法
  雑誌 筆者名:論文名.誌名 巻数:頁,刊行年
  書籍 筆者名:書名,編集者(監修者)名,版数,刊行地,出版社名,刊行年,頁
   ( 英語論文で筆者が複数の場合は,3人まで記載し,「~ et al」とする。日本語論文で筆者が複数の場合は2人まで記載し,「~ほか」 とする。)
* 英文文献の場合,Dudrick SJ, Wilmore DW, Vars HM, et alなどと表記し,
Index Medicusの略誌名で記載する。
(例)Okada A, Takagi Y, Itakura Y, et al. Skin lesions during intravenous hyperalimentation:
Zinc deficiency. Surgery 80: 629-635,1976
* 和文文献の雑誌名は,日本医学雑誌略名表(日本医学図書館編)に準拠する。
(例) 小越章平, 竹内英世, ほか. 肝胆膵手術前後における高カロリー輸液―肝障害例における血中, 尿中遊離アミノ酸について. 日消外
  会誌9: 316-322,1976

4.カバーレター(修正再投稿時)

 修正再投稿の場合は,査読者からの修正要請についてどのように対応・修正したかを,該当箇所も明示して記したカバーレターを添付 すること。

5.著者校正

 原則として1回行う。送付先を指定すること。(PDFでも対応可能)

6.掲載見本・掲載料・別刷

 掲載号は1部を贈呈する。
 掲載料は原則として徴収しない。
 掲載論文の別刷はPDFのみ無料とし,印刷版は有料とする(掲載頁数と部数に応じ見積書で金額提示)。

7.原稿送付先(メール受付のみ)

 雑誌「Medical Nutritionist of PEN Leaders®」編集部 宮定久男 宛
E-mail: miyasada@fuji-medical.jp

<編集部>

フジメディカル出版 雑誌「Medical Nutritionist of PEN Leaders®」編集部
〒530-0035 大阪市北区同心2-4-17 サンワビル
TEL 06-6351-0899 / FAX 06-6242-4480


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広告掲載料金
広告ページ 1ページ 1/2ページ 印刷色 備考
表紙2

170,000

-

カラー -
表紙3 120,000 - カラー -
表紙4 250,000 - カラー 特殊サイズ(枠W180 X H210mm)
表紙2対向 170,000

-

カラー -
記事中 70,000 3,7000 モノクロ -
後付け 50,000

2,6000

モノクロ -
綴じ込み 120,000 - - 印刷物支給

上記金額には消費税は含まれておりません

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