一目でわかる
医薬品と飲食物・サプリメントの相互作用とマネジメント <改訂版>

監修:奥村 勝彦(姫路獨協大学教授)
編著:大西 憲明(姫路獨協大学准教授)
定価3,800円+税 A5判 約260頁
ISBN978-4-939048-44-9


大好評の初版発行から4年,内容もさらに充実。判形もコンパクトになって,より便利に,より使いやすくリニューアル。

今版の主な改良点と追加項目
  薬効別における各医薬品の相互作用一覧表の冒頭に簡単な薬効別の解説を追加
  併用または同時服用してもほとんど問題ないと判断される組み合わせ例も掲載
  サプリメントの種類とその解説の充実(資料編)
  栄養機能食品の規格基準等一覧(資料編)
  各薬物代謝酵素P450(CYP)によって代謝される医薬品一覧を追加(資料編)
  役に立つ相互作用情報入手先一覧(図書・webサイト)を追加(資料編)
  医薬品索引は,一般名・商品名を一本化。薬効群毎に小口インデックスを付けました
   
  正誤表

<序より>
本書の第1版を発行して、既に4年が経過したが、我が国における健康志向ブームは未だ衰える気配はなく、それどころか健康食品・サプリメント(保健機能食品およびいわゆる健康食品)市場は着実に成長を続けており、特定保健用食品を筆頭として新商品が続々と登場している現状である。一方、行政においても、予防医学の観点から、その重要性を認識し、それらの適正使用に関する情報を整備するとともに、品質、有効性や安全性に関する科学的エビデンス(EBM)を評価・検証するためのシステム構築等を推進しているように聞き及んでいる。しかしながら、医薬品と健康食品・サプリメントを含む飲食物との相互作用情報データベースは、現在も依然として不十分かつ不足している。
本書では、このような状況下、第1版出版後、ヒトを対象とした研究論文として発表されたほぼ4年間(2006年10月末日現在)に蓄積された医薬品と飲食物・サプリメントの相互作用データ、ならびに新薬および既存薬それぞれの医療用医薬品添付文書の新規または改訂データをもとに、それらのマネジメント、相互作用、作用機序等を初版と同様の形式、すなわち、わかりやすい表組みにして追加改訂したものである。


内容目次

■総論
1.
健康食品・サプリメントの定義と分類
2.
健康食品・サプリメントの概要
1)特定保健用食品
2)条件付き特定保健用食品
3)栄養機能食品
4)一般食品(いわゆる健康食品を含む)
3.
医薬品の体内動態と薬効発現機序
1)薬の体内動態
2)効果器の感受性
4.
薬物相互作用に関する基礎知識
1)薬剤学的相互作用(物理化学的相互作用)
2)薬物動態学的相互作用(生物薬剤学的相互作用)
3)薬力学的相互作用(薬理学的相互作用)
5.
近年の健康品売上げランキング及び医薬品-健康食品・サプリメント間の飲み合わせ頻度と医療従事者への伝達状況
6.
医薬品-健康食品間の代表的相互作用
7.
現在における健康食品・サプリメントの問題点及び今後の課題
8.
まとめ

■各論・・医薬品と飲食物・健康食品・サプリメント間の相互作用(薬効別)
 
●中枢神経系用薬
1. 全身麻酔剤、催眠鎮静剤、抗不安剤
2. 抗てんかん剤
3. 解熱鎮痛消炎剤、総合感冒剤
4. 抗パーキンソン剤
5.精神神経用剤、その他の中枢神経系用薬
 
●末梢神経系用薬
6. 局所麻酔剤、骨格筋弛緩剤、自律神経剤、鎮けい剤
 
●感覚器官用薬
7.鎮暈剤
 
●循環器官用薬
8. 強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血圧降下剤
9. 血管収縮剤、血管拡張剤、高脂血症用剤、その他の循環器官用薬
 
●呼吸器官用薬
10. 鎮咳剤、鎮咳去たん剤、気管支拡張剤、含嗽剤
 
●消化器官用薬
11. 消化性潰瘍用剤、健胃消化剤、制酸剤、下剤、その他の消化器官用薬
 
●ホルモン剤、泌尿生殖器官用薬、外皮用薬
12. 甲状腺、副甲状腺ホルモン剤、副腎ホルモン剤、卵胞ホルモン及び黄体ホルモン剤、その他のホルモン剤 →本文中は「ホルモン剤」と分類表記
13.泌尿器官用剤、生殖器官用剤、避妊剤、その他の泌尿生殖器官用薬
14.その他の外皮用薬
 
●ビタミン剤、滋養強壮薬
15. ビタミンA及びD剤、ビタミンB剤、ビタミンC剤、ビタミンK剤、その他のビタミン剤
→本文中は「ビタミン剤」と分類表記
16. カルシウム剤、無機質製剤
  ●血液・体液用薬
17. 血液凝固阻止剤、その他の血液・体液用薬
  ●その他の代謝性医薬品
18. 解毒剤、習慣性中毒用剤
19. 痛風治療剤、糖尿病用剤、他に分類されない代謝性医薬品
  ●腫瘍用薬
20. アルキル化剤、代謝拮抗剤、抗腫瘍性植物成分製剤、その他の腫瘍用薬
●アレルギー用薬
21. 抗ヒスタミン剤
22. 非特異性免疫原製剤、その他のアレルギー用薬
●生薬
23. 生薬
●抗生物質製剤、化学療法剤、寄生動物用薬
24.主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの、主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの、主としてグラム陽性・陰性菌、リケッチア、クラミジアに作用するもの、主として抗酸菌に作用するもの、主としてカビに作用するもの →本文中は「抗生物質製剤」として分類表記
25. サルファ剤、抗結核剤、合成抗菌剤、抗ウイルス剤、その他の化学療法剤、抗原虫剤、駆虫剤
→本文中は「化学療法剤、寄生動物用薬」と分類表記

●その他の治療を主目的としない医薬品、アルカロイド系麻薬、非アルカロイド系麻薬
26. 他に分類されない治療を主目的としない医薬品
27. アヘンアルカロイド系麻薬、合成麻薬

 

■質問の多い飲食物との相互作用
 
①食事(食物)との相互作用一覧
②グレープフルーツジュースとの相互作用一覧
③セントジョーンズワートとの相互作用一覧

■資料編
 
①健康食品・サプリメントの種類と解説
②栄養機能食品の規格基準等一覧
③医薬品-健康食品・サプリメント間の相互作用情報入手先一覧(図書・Webサイト等)
④各CYPにより代謝を受ける医薬品一覧
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